一冊の会について

~国連の流れとともに60年~
国連から人道・人権に目を向け、私たちにできることは?
読み聞かせから始まった社会活動から今日までの歩み

一粒の種から大樹に
A symbolic tree of issatsunokai activity
『一冊の会』と、その関連組織
一冊の本から地球市民の輪が広がり一本の鉛筆から未来への人づくりが始まる。
-世界平和のためへのロマンを求めて-

『一冊の会』は、1963年浴風会への手作り「オムツ」寄贈を始め、5年後の1967年10月(女性差別撤廃宣言の年)にボランティア団体として一冊の会を発足。同時に読み聞かせ親子一体の輪読リレーを契機に、年間一人一冊の献本運動を開始。その後、終戦による海外残留邦人や国内僻地学校、世界各国への贈本運動を展開し、50年間継続して活動。1975年第一回世界女性会議に出席、人権に関する本の輪読を推進。今では世界に友好の輪が広がっている。

1990年、バーバラ・ブッシュ米元大統領夫人が推進する”国際識字年”を機に、さらに鉛筆を主体に文房具を収集し、発展途上国並びに国・地域等74ヵ所に贈呈。1992年には、国連女性開発基金:【ユニフェム(UNIFEM)】日本国内委員会の発足と同時に正会員(団体)として加盟。2002年1月、全国組織『一冊の会』を母体に国連女性開発基金地域等「ユニフェムさくら」を設立。草の根ネットワークとして、発展途上国の女性のための活動や男女共同参画社会実現に向けての意識向上啓発の活動等、女性の地位向上の推進のために力を注いでいる。さらに、長年のタンザニア連合共和国との交流が実り、2006年に日本タンザニア友好協会を設立。また、沖縄を平和発信地として位置付け、国連機関沖縄誘致の署名活動を展開。『一冊の会』の育ての親ともいうべき相馬雪香先生と赤松良子先生と園田天光光先生をたたえ、『一冊の会』に貢献した人たちに授与する「雪光基金」の創設・人材育成のための「櫻華塾」を全国展開している。各地域では地元密着の不撓不屈の精神で社会活動を展開中。2006年より赤松良子先生のお力添えで世界TV会議プロジェクトがインターネットで配信。

2014年より国連ウィメン日本協会さくらの母体であるNPO法人一冊の会(2004年12月発足)は、共に協力し推進している。募金活動の一環として募金箱を全国に展開中。

 

一冊の会設立60周年に向けて